痛いときはトレーニングを休むべき理由を解説

タイトルにある通り、怪我や筋肉痛で身体が痛いときに筋トレを行っていいのか?という問題について個人的な考えを書きます。

考えられる選択肢

身体に痛みがあるときの選択肢として考えられるのは『休む』か『続ける』のどちらかです。

『続ける』の場合、痛みを押してでもいつも通りのトレーニングを行うのか、身体に合わせてプログラム(種目・強度etc…)を調整して続けるか分かれます。

始めに結論から言えば、私のように趣味でトレーニングを行っている人間であれば、痛かったら休むのが最善の選択肢だと考えます。

しかし、周りを見てみると怪我で痛みを感じていても、無理にトレーニングをしている人が多いように感じます。

トレーニングを休めない(休まない)理由

なぜ多くの人が痛みを我慢してまでトレーニングを続けるのか?を考えます。

おそらく『せっかくトレーニングを続けて筋力向上・筋肥大したのに、ここで休んだらこれまでのトレーニングが無駄になってしまう!』みたいな気持ちがあるのではないでしょうか?

私自身もそう考えて無理をしていた時期がありましたが、今では迷わずにトレーニングを休むようにしています。

その理由を解説します。

簡単には筋肉は落ちない!筋力は落ちない!

以下の記事を読んでみてください。

参考 #174 【論文レビュー】ちょっとトレーニング中断しても、長期的な筋力アップにはそれほど影響しない?S&Cつれづれ

この記事で紹介されている研究はこちらでも確認できます。

https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00421-012-2511-9

ざっくり言うと、定期的にトレーニングを継続したグループと中断期間を設けてトレーニング継続したグループでの筋肥大・筋力を比較したものです。

この研究では3週間の中断期間をはさんでいますが、最終的には継続してトレーニングを行っていたグループと同様に筋肥大・筋力向上ができました。

被験者が若いので、中高年の方でも同じような結果になるの?ベンチプレス以外の種目でも同じことが言える?など疑問はあるかもしれませんが、1回、2回トレーニングを休んだところで、そこまでの悪影響が出る可能性は低いと言えそうです。

注意
あくまでも多少休んでも筋力・筋量は簡単には落ちないよ!ということを説明するために上記の研究を紹介しました。
中断期間を設けたほうが良い!と言っているわけではありません。

私自身もトレーニングを4週間程度休んだことがありますが、トレーニングを再開したら、意外とすぐに休み前の水準まで戻った記憶があります。

『マッスルメモリー』なんて言われたりもします。

(ちなみに私は怪我ではなく、単にサボっていただけですが。。。)

とりあえず少し休んだところで、筋量や筋力はすぐには落ちないし、多少落ちてもその後、トレーニングを再開すれば元のレベルに戻ることは可能だということが言えそうです。

痛みが残った状態でトレーニングするデメリットが大きい

正しいフォームで筋トレを行うことで怪我のリスクを減らすことができます。

身体に痛みが残った状態でトレーニングを行えば、その部分をかばってフォームが変わってしまう可能性があります。

そのような状態でのトレーニングを続ければ、そのフォームが癖になる可能性も否定できません。

間違ったフォームが癖になれば、怪我のリスクも高くなりますし、トレーニング効果も低下します。

痛みを我慢してトレーニングを行うデメリットは思っている以上に大きいのです。

痛みと付き合ってトレーニングするのは素人には難しい

痛みを我慢するのではなく、痛みとうまく付き合ってトレーニングする方法も考えられます。

しかし、これには

  • 痛みの原因が特定できている
  • 原因を特定したうえで、適切なトレーニングをプログラムできる

の2点が条件になると考えます。

痛みの原因を特定するには、専門の医師の判断を仰ぐ必要があります。それでも100%特定できるとは限らないでしょう。

次に、原因を特定できたとしても、それに対して適切なトレーニングをプログラムできるかというと、専門的な知識のある人でなければ難しいです。

私のような趣味でトレーニングをしている人が上記の2点をクリアできるかというとまず無理でしょう。

それであれば、休むという選択がベターではないでしょうか?

まとめ

痛いときはトレーニングを休むべき理由
  • 少しくらいトレーニングを休んでもすぐに筋力・筋量は落ちない
  • 筋力が多少落ちてもトレーニングを再開すれば戻る
  • 痛みを我慢してトレーニングするとフォームが崩れる
  • 痛みと付き合ってトレーニングするのは難しい(専門知識が必要)
  • 中途半端なトレーニングをするくらいなら休む!