すごい人(すごそうな人)のアドバイスを鵜吞みにしてはいけない理由

ジムでトレーニングしているとすごい身体をした人がアドバイスしてくれたりします。

他にもSNSなんかですごい身体をした人や有名人がトレーニング方法について解説したりしています。

すごい身体をしているんだから説得力が違うと感じるのは当然のことだと思います。

しかし、その考え方はちょっと危険かもしれません。今回はすごい身体をしている人のアドバイスを鵜吞みにしてはいけない理由について書きます。

理由① そもそも才能が違う

筋トレにもやはり才能があります。どんどん筋肉がついて、扱える重量が伸びていく人がいれば、なかなか伸びない人もいます。

中にはめちゃくちゃなフォームでトレーニングしても怪我もせず、成長してしまう人だっています。

もし、そんな人のアドバイスを鵜吞みにして同じことを続けたらどうなるでしょうか?

多くの人はそこまで恵まれた体を持っていないので、怪我をするか、なかなかトレーニングの効果が出ないでしょう。

『すごい身体や実績=正しいトレーニングをしている』ではないということを、意識してください。

理由② 目的が違う

一口に筋トレと言ってもその目的によってやり方も変わります。

例えば、同じスクワットでもパワーリフティングの選手と健康目的でトレーニングしている人ではそのやり方も変わります。

パワーリフティング選手であれば多少、怪我のリスクが高くなっても、ルールの範囲で重量を挙げれるフォームを追求するでしょう。

一方、健康目的でトレーニングしている人であれば極力、怪我のリスクを減らしながら筋肉を鍛えるフォームが理想となります。

もし、健康目的でトレーニングしている人にパワーリフティングで正しいとされるテクニックをアドバイスしても的外れになってしまうということです。

理由③ 環境が違う

SNSやyoutubeなどでトップレベルのフィットネスアスリートたちのトレーニングや食事管理が紹介されています。

彼らはある意味、トレーニング自体が仕事になっているので、時間やお金をかけて身体を鍛えています。

そこから学ぶことも多いですが、そのまま私のような一般の人が実践するのは無理があります。

鵜吞みにするのではなく、その中から情報を取捨選択して自分に合ったものを選ぶ必要があります。

「なぜ?トレーニングを行うのか?」を突き詰める

ここまですごい人のアドバイスや発信している情報が必ずも正しくない、そのまま受け取るのは危険だよと書いてきました。

そうは言われても具体的に、どうしたらいいんだよ!と思われるかもしれません。

まずは「なぜ?」をとことん考えてみてください。この「なぜ?」は「トレーニングを行う目的」に置き換えることができます。

「なぜ?自分はトレーニングをするんだろう?」を考える癖がつけば、的外れなトレーニングを行う可能性をグッと減らすことができます。

このあたりの考え方については、河森直紀さんの著書「競技力向上のためのウエイトトレーニングの考え方」が非常に丁寧に説明されているのでおすすめです。

タイトルに『競技力向上』とありますが、根源的な考え方について深く書かれた本なので、アスリート以外の方でウエイトトレーニングを行っている人にも自信をもっておすすめできる良書です。